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アフターコロナの医療経営(笑)

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コロナ倒産する医療機関も出てきた昨今ですが・・・

コロナ禍がひと段落してきたように見える今日この頃、医療機関の方々はどのようにお過ごしでしょうか?コロナが盛り上がってきた1月下旬からはもう半年以上過ぎました。が、SARSやMERS等と違ってかなり長引いていますね。医療機関にお勤めの同職の方もこれほどこの問題が長引くと予想された方は少ないのではないでしょうか?僕は5月の中頃に国内の新規感染者数が下火となり始めた頃にはもうこのまま収束するのではないかと思っていました笑 まあ、専門家でも外れていますから恥ではないのでしょうが、SARSもMERSも新型インフルエンザの時もかなり昔の話で記憶も定かではありませんが、こんなに長引いたでしょうか?巷ではアフターコロナだのウィズコロナだのという言葉で語られていますが、なんか大手広告代理店のマーケティングぽいなあ、と感じるのは私だけでしょうか?日本人がワインを語る時と同じようにしゃらくさく感じてしまいます笑 ですが、コロナ禍の真実の脅威は横へ置いておき、私たちの社会を変えたのは事実でしょう。大手企業ではリモートワークが当たり前になりITのことなど毛嫌いしていたようなおじさん方が「ZOOM」を語り、オンライン診療など100年経っても実現させそうに無かった日本医師会が条件付きにせよオンライン診療を解禁したり、新型コロナウイルスは僕らの社会の変化を加速させたのはどうやら間違いが無さそうです。誰かがキングクリムゾンでも使ったのかな?笑しかし、病院の現場における人間においては目の前の患者・あるいはトラブルの方に目先を奪われがちで長期的に自分の業界の展望が見えて無い人が多いなあ、と思うのはいつもの事です。

ああ~~早く退職したい(笑)

最近の自分の日々は、辞めるまでにはまだ時間がありますが今までのような全く生産的ではない業務のプレッシャーからは解放された日々を過ごしているものの、退職までは自分の業務は最低限こなす必要があります。(もういつ辞めても良い程モチベーションは下がっていますが笑)コロナ禍の影響で売上が減っているのは事実ですから、経営者がまず考えるのは費用圧縮。医材にせよ、修繕・保守にせよまずは価格交渉・そして先延ばしができるものは未実施という形で話を進めています。しかし今までうちの組織は近視眼的な対応でその場しのぎをしてきたツケが出ているせいか、コストカットの必要性とは裏腹に建物や医療器具はガタが来ており、経営陣が語る理想の経営状況を達成するにはあと10億円くらいいるん違うかというような状況です。 費用圧縮と言えば言葉は良いのですが、私自身は本来行わなければならない修繕・保守というのは適正な価格でもって行った方が良いのでは、という意見の人間です。(もちろん価格に応じた質が担保されているのは再前提ですよ!!)というのもエレベーターにせよエスカレーターにせよ空調設備等にせよ、本来は建物を立てる時にある程度長期的視野に立って試算しなければならないもののはず。しかし、そうはなっていないのが現実です。(もしかしたらどこの病院もみんなそうかもだけど)大規模な病院になればなるほど、コントロールは難しいですねえ。 僕自身、この10年程の勤務経験でホント、トラディショナルなサラリーマンの仕組みと地域医療を本腰入れて守ろうとする仕組みというのは両立しねえなあ・・と嘆息する機会が多かったです。下記にも書いたのが、最近サブスクリプションサービスの一つである「audible」を導入しairpodsproで聞く読書を始めて見ました。その中で「ファイナンス思考」という本を読んだのですが、ここで取り上げられている「PL脳」というのはまさにうちの組織に蔓延しているなあ、と思いました。いや、PLを見ていれば良い方でアホなやつは前年比と計画比しか見てないじゃねえのか・・・

これからの時代の変化はえぐいでえ・・・

さて、自分にとっては医療事務の仕事の事よりもこれからの事の方が重要です。最近はもう1回医療機関に勤める事になるにせよ、他の業界に裸で飛び込むにせよ勉強せにゃあ今後の社会で生き残れないなあ、という気がしています。最近は明治安田生命だったか事務職の営業職への配置転換のニュースが出ていますね。ですから、最近は家に帰ったら本を読むようにしているのですが、上記しましたが最近登録したAmazon.comの「audible」が抜群に使いやすいです。月額課金額は1500円とちょっと高いのですが、得られる知識やスマホでも聞ける利便性を考慮すると格安です。上記した「ファイナンス思考」も記念すべき1冊目として購入した本ですが、ホントこれからの自分にはピッタリしたサービスだなと思いました。

ではでは本日はこんな所で。

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