ボイラーの車検日
今日はボイラーの点検日でした。当然自分は事務職員ですから対応する事は無く、ボイラー技士の方が業者との対応等を行ってくれるのですが、それらに付随する事務処理は当然事務職員が対応する事になります。病院内部にいてもほとんどその内情を知る事の無いボイラーと言う縁の下の力持ち。自分自身も担当部門になるまでは場所すらわからないことすらありました。ですが、院内の機能を様々な形で補助してくれるボイラーですが、 いわゆる車検のような点検が必要な事まで知っている人はどこまでいらっしゃるでしょうか?まあ、いないですよね笑 僕も知りませんでしたし笑 しかし上記にも書きましたが車検のように点検が年に1回必要となり、そこで不具合があれば検査費用とは別に修繕も加えなければなりません。病院運営というのは金がかかるものなのですね。当然ハコものビジネスな訳ですから。
人がやらないことは金になる
あと、全く別件ですが汚水管(簡単に言うと下水、うんことかを流す排水管)が壊れてまして、それの修繕もしていてその業者さんの対応報告をした時に少し話をしました。その時に面白いと思ったのが当然ながら下水の処理なんぞ誰もやりたく無い訳です。臭いですし。ですので、企業としてもそんなに手掛ける企業数というのがそんなに多くはいないようなんです。だから、この地区のこの企業さんはぼろ儲けですよ、なんて話をしてくれました。なるほど。だから価格があんまり下がらないのか。確かに自分でもやりたくないからやってくれる人に対してはある程度お金を払うからやってほしいみたいな感じでお願いしちゃいますよね。「人のやりたがらない事をやる」これもビジネスを考える上で非常に重要だなあとおもいました。
価格交渉と言ったって・・
病院に限らず建物を管理している部署にいる方は重々承知されていると思うのですが、建物系の企業というのは巨大な装置を扱いますから消耗品等と違って代替する業者がそうそうある訳ではありません。ですので、価格交渉もなかなか難しいものがあります。当然他の所から部品を買って対応するのなら、動作に関しては保証しませんよなんて言われます。そうすると、こちらとしたらはいわかりましたしか言えない訳ですよね・・・・決裁を上席に仰ぐ時も上の人間は安易に「なんでこんなにかかるんだ!もっとちゃんと価格交渉をしているのか」と良く言いますが、独占あるいは寡占の業界の生産物に対してそういう物言いって最初からナンセンスなんだよな、と少し思ってしまいます。(安易に受け入れるべきで無いのは百も承知なのですが)と、いう事はどういう風にすればいいのかと言うと、病院の建設当初に長期的な計画を立て、(代替とかそういう風な所まできちんと目配りして)やっていくという事ぐらいしか思い付かないんですよね。むしろ他の病院の方はどういう風にしているのか教えて頂きたいです笑
それでは、今日のこのぐらいで。