サラリーマンはある意味楽ちん
さて、前回までの記事は親不知抜歯の為の入院日記でしたが、今回はその体調不良の最中に行った退職に伴う各種の手続き・やり取りについて記して行きたいと思います。僕自身初めての退職でしたので、インターネットで情報収集しながら四苦八苦しながらやって行きました。各種健康保険や年金の手続き・失業保険の手続きについては今尚勉強中でもあり、手続き中でもありますが、なんとなくではありますが、一通りは対処できたように思います。新年度になった今、一連の行政手続きについては、面倒臭いと思うのと同じくらいにやっておいて良かったな、とも思いました。よく日本の社会保障制度はわかりづらいと言われますが、本当にわかりづらく、このような手続きをやっている最中にサラリーマン時代勤務していた頃、上司が「サラリーマンは楽でいい。社会保険の手続き等は全て会社の人間がやってくれるから。こんな手続き一つ自分でやらなければならないなんて信じられないよ」と言っていた事を思い出しました。僕自身はこのような考えは社会制度への無知から会社への従属を強めるだけであり、悪く言うとすると奴隷度が強まるだけなので、否定的に捉えています。が、興味がなければ死ぬほど面倒臭いのも事実ではあります。とりあえず今回は、(正解かどうかはわかりませんが)自分が退職するまでに準備した事と現在進行形でやっている手続きの一端を少しばかり記事として残しておこうと思います。ただ、具体的な手順についてはこのコロナの流行のせいか、事前に調べた内容と少し異なっていたり、手続きが簡素化されていたりした事例もありました。自治体ごとに対応が異なる事もあるかと思いますので最終的には自己責任である事をご留意下さい。
退職するにあたって自分がやった手続きについて
まず1つめは離職票の取得について。これについては退職後に会社側が発行する書類ですが、勤務先によって発行される時期が一定ではないようです。ネットで検索してみた所、怠惰な企業ではアクションを起こさない限り送付されなかったような事例もあるようです。これが無くては失業保険の給付の手続きが進まない為にいつ頃までに来なければこちらから連絡をする。という風にスケジュールに予定をいれておいた方が良さそうです。翻って自分はいつ来るのかだけは先に確認しておくか、と思って元勤務先の総務課の担当者に電話で聞いてみましたが。。すると、決算を終え3月の給与が確定してからの発送になりますといわれました。なんで会社によって差があるのかなと思いつつ再度調べてみると、会社によっては退職月の給与を未確定として暫定的に発行する会社もあるようです。辞めた会社はその方式では無いようでしたが、結局暫定的に発行されても結局追加で行政とやり取りが必要になるのであれば面倒臭いだけ。あきらめて届くのを待つことにしました。2つ目は退職金の件。これについては自分自身が何かやらなければならないという事は無かったのですが、どのくらいになるのかは退職前にはわからなかったため(総務課の担当者に聞いてもグループ病院である為に中央機能を持つ部署が管轄している為との事でした)。結果としては1つ目の離職票の事で会社の担当者に電話した時に担当者からついでに伝達を受けました。退職金については3月末までに給与とは別に振り込まれる、という事と退職金の通知については4月の中旬に郵送して送付しますと言われました。ん? 普通通知が届いてから振り込みというのが通常の流れなのでは?他の企業もそうなのでしょうか?まあ深く考えても決まりなら仕方ありません。こちらとしては振り込まれるなら文句はありません笑 3つめは退職後に加入する健康保険の事です。今から考えるとこれが一番慎重に選択するべき選択肢でした。簡単に調べても選択肢としては「国民健康保険への加入」、次が現在加入している組合健保を「任意継続にする」、最後に自分の家族の健康保険の「扶養」に入る、という選択肢があります。結論から言うと自分がとった選択肢としては2つ目の選択肢である「任意継続」をチョイスしました。金額的な面でいうならば、家族の「扶養」に入るというのが負担が少ないようですが、年収面での制限など自分は対象にはならなそうでした。加えて任意継続から国保にする事は可能のようですが、一旦国保に加入してから任意継続にするというのはどうやら不可能なようです。どうやら最初から国保にすると、自分の市区町村では国保の方が保険料が高くなるようでもあり、(国民健康保険は市町村ごとに料率が異なる事に加えて勤務時の年収に依存するとの事。)且つ任意継続は保険料の支払いを辞めれば国保に移る事が出来るので、国保の保険料が安くなるタイミングで移ればいいんじゃね?という結論に至りました。
退職したら全てが自己責任! 慎重に手続きしましょう。
上記の意思決定をするまで、自分も色々サイトや動画を見たりして比較検討を重ねたのですが、1つ注意した方が良いと思ったのが「その個人、家庭の状況次第でベストな選択肢は変わってくる」事です。上記では辞めてすぐに国保に加入をすると保険料が高くなると書きましたが、これも会社を退職した理由によっても異なるようです。自分は自己都合でしたらから適用はされませんでしたが、セクハラ・パワハラで心身を病んだ場合の退職であったりすると保険料が免除される等の措置があったり、このコロナ禍を理由にして会社から解雇されたりしたらまた違うケアを受けれるようでもありました。取り組んだ感想としては退職すると自分の選択ミスは自己責任でそのまま自分にフィードバックが成されるので極めて慎重に選択をした方が良いという事でした笑
今日はこんな所で。